
コンポストの疑問を解消!この生ごみ分解できる?できない?
コンポストのキニナルを深堀り!今回はコンポストに入れることができる生ごみに関してです。
コンポストを続ける中で「この生ごみは入れても大丈夫?」と迷うことがあると思います。実は生ごみでもすべてが適しているわけではなく、分解しやすいもの、分解されにくいもの、避けるべきものに分かれます。
ここでは、「入れてOK」「あまり入れないほうが良い」「避けるべき」の3種類に分けて、コンポストに適した生ごみを解説します!
入れてOK!コンポストに適した生ごみ
ここに記載した生ごみは、分解が早く、発酵を促進したり堆肥の質を高めることにも繋がります。
・野菜・果物の皮やくず
・茶葉やコーヒーかす
・米・パン・麺類
あまり入れないほうが良い生ごみ
これらは分解されるものの、バランスを崩したり、トラブルの原因になりやすいものです。
・卵の殻(堆肥の質を高めることに繋がるが、分解に時間がかかる)
・魚の骨や皮(分解に時間がかかり、臭いや虫の原因になる)
・乳製品(発酵はするが、腐敗しやすく臭いが出る)
・果物の種(微生物の働きを抑える可能性がある)
👉 ポイント:
少量なら問題ないものもあるが、臭い・虫の原因になりやすいので注意。
避けるべき生ごみ
こちらに記載したものはコンポストには向きません。分解が難しく、虫や臭いをはじめとしたトラブルの原因となります。
・肉の骨(腐敗しやすく、臭いや虫の発生原因になる)
・香味野菜の皮(入れすぎると微生物の働きを抑える可能性がある)
・塩気が強い食品(土の塩分濃度が上がり、微生物や植物に悪影響)
・貝殻やナッツの殻(分解に非常に時間がかかる)
・プラスチック・ビニール(分解されず、土を汚染する)
👉 ポイント:
堆肥として安全に使うために、分解が難しくリスクのあるものは避けましょう。
コンポストを上手に活用するために
コンポストを上手に活用するためには、どんなものを入れて大丈夫か知ることが重要です。
・入れてOKなもの → 野菜くずや果物の皮、茶葉などは積極的に活用!
・あまり入れないほうが良いもの → 少量ならOKだが、臭いや虫の原因になりやすいものは控えめに。
・避けるべきもの → 分解が難しく、コンポストの環境を悪化させるものは入れない。
こちらのリストを上手に活用し、快適なコンポストライフをお楽しみください。