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コンポストのキニナルを深堀り!臭いが気になりそうだけど実際どうなの?

コンポストのキニナルを深堀り!臭いが気になりそうだけど実際どうなの?

コンポストのキニナルを深堀り!今回は臭いについて。こちらも気にされる方が多くいらっしゃるテーマで、ご質問もよくいただきます。

そこで今回は実際はどうなのかということと仮に臭いが発生してしまった場合に抑えるためのポイントをご説明します。

こちらを読んでいただければコンポストの虫対策はバッチリ!!

コンポストの臭い:実際はどうなの?

正しく運用されているコンポストは、土の香りや発酵による自然な匂いがする程度で、不快な悪臭はほとんど感じられません。

むしろ、生ごみをそのまま放置するよりも、臭いの問題が軽減されることが多いです。

実際にスタッフKが実施しているコンポストチャレンジでも、基材で使っている杉や中に入れた柑橘の皮のいい香りは感じますが、嫌な臭いは全く感じていません。

臭いが発生する原因

ではコンポストで不快な臭いが発生してしまう原因はどこにあるのでしょうか?

  1. 酸素不足
    コンポストに含まれる酸素が不足すると、酸素を必要としない微生物が働き、「嫌気性分解」がはじまります。これが嫌な臭いの原因となります。
  2. 水分過多
    生ごみに含まれる水分が多すぎるとコンポスト内が過湿状態になり、腐敗が進む原因となります。
  3. 動物性たんぱく質の過剰投入
    肉や魚などの動物性たんぱく質は分解に時間がかかるのに加え、分解の過程でアンモニア臭などの臭いを生みます。

臭いを抑えるために

臭いを発生させないために日頃から以下のような点にご注意ください。

  1. 定期的に混ぜる
    コンポスト内に新鮮な空気を取り込むため、1日1回混ぜることが理想です。毎日は難しい場合も2-3日に一回は混ぜるようにお願いします。 
  2. 水分量を適切に保つ
    生ごみを投入する際に水気を切ることが重要です。また、コンポスト内に水分が多くなった場合には古くなった小麦粉など水分量が少ないものでご調整ください。握って固まる程度の湿り気に保つことがオススメです。 
  3. 投入物を変える
    野菜くずや果物の皮など微生物が分解しやすいものを中心に投入し、肉や魚などの動物性たんぱく質は控えめにすることで臭いの発生を抑えられます。
  4. 生ごみを細かくする
    大きいサイズのものは、細かく刻むことで微生物が分解しやすくなります。スムーズに分解できれば腐敗臭の発生はなくなります。 

都会でのコンポスト活用と臭い

虫や臭いも自然の循環の一部なので、コンポストに付き物!ですので、皆様も虫や臭いが発生することも楽しんでください。と言いたいところですが、やはり都会生活では虫や臭いに出くわすことが少なく敏感になると思います。

しかし、以上で見てきたように適切に運用すれば、虫や臭いを気にせずにコンポストを活用することができます。

ぜひ今回ご紹介した内容をご参考にコンポストをお楽しみください✨️

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